ホテル学科のバーテンダー授業の一環として毎年行われる創作カクテルコンペティションが開催されました。
卒業後は様々なホテル・飲食店に勤務する学生にとって改めてお客様に嬉しいこと、生産者にとって嬉しいこと、また商品として魅力的であることについて授業を通して学びました。
今年の課題酒は、北海道で唯一つくられているブランデー「十勝ブランデー」です。事前に池田町ブドウ・ブドウ酒研究所・所長の安井様よりブランデーセミナーが行われ、ホテル学科予選会をし、選抜された8名が決勝進出となりました。
審査員には
- 池田町観光協会事務局長:佐藤恒平様
- 本校プロフェッショナルアドバイザー:盛田博智様
- エアライン学科講師シニアソムリエ保持者・森智子先生
の3名に担当して頂き、味覚・技術を審査して頂きました。
優勝
髙橋さん(函館大学付属有斗高校出身/坐忘林-ZABORIN-内定)
カクテル名:Prateria(プラテリーア)~草原~。
作品イメージ:十勝の大草原に降り積もる雪をイメージしました。降り積もった雪の先にある、ほのかに香る十勝ブランデーの香りをお楽しみ下さいませ。
準優勝
堀込さん(札幌工業高校出身/パーク ハイアット 東京内定)
カクテル名:Bouquet Toss(ブーケトス)~花香る花束~
作品イメージ:幸せは連鎖する、人々の感謝の気持ちは途切れる事はない。私から共に過ごした2年間、ブーケトス、幸せのおすそわけ…。
3位
長野さん(網走桂陽高校出身/グランド ハイアット 東京内定)
カクテル名:Aromatic Bouquet(アロマティック ブーケ)~香りの花束~
作品イメージ:ブーケによく使用されるシンビジウムという赤い花をイメージして大切な貴方へ作りました。花言葉は「誠実な愛情」口の中で芳醇なベリーの香りがまるで花束の様に広がります。
今回のカクテルコンペティションを開催するにあたり、十勝ワイン様、池田町観光協会様よりブランデーの提供をして頂き、ソムリエナイフ、ブドウジュース等たくさんの賞品を上位入賞者へ贈呈して頂きました。
池田町観光協会・佐藤様より十勝の草原や夕日をイメージしたカクテルが印象的で、ブランデーを使ってこんなにもバリエーションが多く、新しい味を産み出すことができるのは大変素晴らしいと総評を頂きました。また、盛田様より決勝に進んだ皆さんはすぐにでもホテルで働ける身のこなしであるとお褒めの言葉を頂きました。今回カクテルのベースになった十勝ブランデーをこれからも広める機会があればと思います。