大好きな家族に贈るスイーツを。学内技術コンクールを開催しました。
新型コロナウィルスの影響で、全国で開催予定だった洋菓子コンテストが中止になりました。
製菓学科では、学生たちに活躍できる場、自分の技術を披露する機会を設けるため、オリジナルの技術コンクールを企画。テーマを『家族への感謝』にして、各自がオリジナリティあふれるプチガトー（一人用のケーキ）とマジパン細工を創作。審査員にはコンクール優勝経験のあるパティシエ、フードライターを招き、本格的なコンテストを開催しました。
大通公園ホールで開催されたコンテストには、製菓学科学生の家族も参加。一人ひとりが想う『家族への感謝』をスイーツに表現し、プレゼンテーション・試食会で競いました。
見事、金賞に輝いたのは小林千夏さんが創作した、家族4人が大好きなコーヒー・チョコレート・フィナンシェ・クッキーを使った4段の層が特徴のプチガトー。家族への愛が伝わる素晴らしいスイーツを仕上げました。
他の学生たちの作品も『家族への感謝』がしっかりと伝わるものばかり。テーマが材料ではないため、正解が無いとても難しいコンテストでしたが、審査員も学生がつくったスイーツのクオリティの高さに驚いていました。
今回のコンテストを通じて、一段と成長できたと思います。これからも、みんなを笑顔にできる素敵なパティシエを目指してもらいたいです。
コンテスト結果
金賞
小林千夏さん（札幌平岡高校出身）
「子供から大人へ」
銀賞
大野雅さん（音更高校出身）
「繋がり」
銅賞
田中雪乃さん（青森県立三沢高校出身）
「雪」
審査員特別賞
奥野未唯さん（札幌平岡高校出身）
「Smile～平和日和～」
審査員
- 深江園子氏（食ライター＆コーディネーター。さっぽろスイーツコンペティション審査員。）
- 井上政美シェフ（札幌グランドホテルに約45年間勤務。製菓長・副総料理長を担当。）
- 近藤宏シェフ（べんべや勤務。さっぽろスイーツコンペティションにてグランプリ受賞。）
- 南保圭佐シェフ（sweet hearts NAMPO オーナーパティシエ。さっぽろスイーツコンペティションにてグランプリ受賞。）
- 太田憲明シェフ（ポルトムインターナショナル北海道 パティシエ。）