パティシエはスイーツ作りを通じて地域の力になれる！

5月25日（木）、静岡県磐田市敷地にある柿生産組合の伊藤組合長が来校し、在校生と交流をしていただきました。

次郎柿の一大生産地である同地とは、2015年以来のお付き合い。少子高齢化や離農などの地域課題を解決するために、特産品である次郎柿を使って新しい取り組みをしたいと考えていた同地のみなさんが協力を求めたのがスイーツ王国・北海道。柿の木が育たない北海道ならではの新鮮な発想を求めていたそうです。

 

2015年に南保先生が生産地へ。そして今年は生産地から北海道へ。

2015年の冬には南保先生が静岡県磐田市を訪れ、次郎柿を使った南保先生オリジナルレシピのスイーツ作りを実践。2016年には在校生が実際に柿を扱いながら頭に浮かんだ次郎柿スイーツの新しいイメージを生産者さんへの手紙に書き、出来上がったスイーツとともに静岡へ送りました。その手紙を読んで「学生に会いに行きたい」と言っていた伊藤さん。静岡空港から丘珠空港へと航路が開かれたこともあり今回の来校となりました。

 

 

「柿を好きな人？」の質問には、思いのほかたくさんの手が上がったようで伊藤さんもびっくり。「このつながりを大切にしてきたいと」と、秋には伊藤さんが手塩に掛けた次郎柿を送っていただく約束をいただきました。固くて甘くて大きい。静岡の秋の恵みである次郎柿が届くのが楽しみです。